Voice #5: 武智 涼恵(医用情報科学科4年)

より良い画像で医用を支えたい。
いちピアでの活動と努力の一つ一つが、自分の痕跡に。

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私が所属する研究室のテーマは「画像で医療の未来を支える」。現在、CTやMRIなどの医用画像に関わるさまざまな研究に取り組んでいます。検査で得た画像に適切な処理を施すことで病変や異常などを明確に示し、医師や患者さんにより分かりやすい情報を提供することで医用画像の面から医療に貢献したいと考えています。課外活動では「いちピア(いちだいピア・サポート)」の立ち上げに入学後すぐに参加。学生同士のコミュニケーションの場作りや悩み相談などに携わっています。絵を描くことや工作が好きで、活動で使用するキャラクターの設定や木製ポストの製作も図面起こしから行いました。自分が作製した数々のアイテムがこの先も市大に残っていくということは大きな喜びです。また、吹奏楽部ではオーボエを担当。実験やレポート等で大変ハードな毎日ですが、オーボエを吹けばその独特な音色に身も心も癒されていきます。自分がやりたいことを実現するための努力は、己の力となり根付き成長をさせてくれます。そしてそれが生涯の仕事や生きがいに通じることもあるのだと身をもって感じています。(令和3年4月)

Voice #4: 深町 侑加(医用情報科学科4年)

私にとっての挑戦

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私は、これまでの大学生活を通して挑戦することの大切さを学びました。高校時代まで、私は、自分ができるかどうか分からないことに対しては消極的でしたが、今では多少自信がなくても積極的に取組むことができるようになりました。
 このような変化のきっかけとなったのは、臨床情報医工学プログラムへの参加や、友達と新たに立ち上げたサークル活動に参加したことです。これらの活動を通して、私と同世代の人が、挑戦することを恐れず、自分の個性を磨いていることに気づきました。さらに、このような個性豊かな人たちと話をすることで、自分自身の考え方を見つめ直すことができました。その結果、私自身も何事に対しても前向きに挑戦できるようになり、学部3年時には、臨床情報医工学プログラムの一環で、一般社団法人情報処理学会が主催するインタラクション2016(東京)に参加する機会を得ました。この大会に参加して、他大学の人が、どのような価値観を持ち、どのような考え方をし、そしてどのようなことに積極的に取組んでいるかを知ると同時に、ここでも同世代の人たちがいろいろなテーマに対して果敢に、挑戦している姿をみて、挑戦することの大切さを再認識しました。
 未知なることに挑戦することで、ときには自分の知識不足を痛感したり、自信を無くしたり、傷ついたりすることもありますが、なにより物事を多面的に捉える能力が身に付きます。その結果、一つの問題に対していくつもの異なる意見を持つことができるようになります。何か新しいことに挑戦する時、本学では手助けしてくれる人や応援してくれる人が見つかります。私は、今後も挑戦することを恐れず、あるようでなかったモノや価値観を作っていきたいと思っています。 (平成28年9月13日)

Voice #3: 北村 凱平(医用情報科学専攻1年)

継続は力なり:研究とスポーツの文武両道で大学院へ

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私は入学当時からトライアスロン部に所属しており、仲間と切磋琢磨しながら自分自身のレベルアップを目指してきました。同時に、競技力の向上に必要不可欠な身体の知識を学ぶうちに医療関係の研究に興味が湧き、医用情報科学科に進みました。そこで、医療に関わる情報科学を幅広く学習し、4年生で配属された医用画像工学研究室ではCT画像における機械学習を用いた肺結節の検出を卒業研究として取り組みました。さらに高度な内容を学びたいとの思いから医用情報科学専攻に進み、同研究室で卒業研究を発展させ、ディープラーニングによる画像解析など医用画像を対象とした研究を行っています。研究では、調査した方法を試して得られた結果から課題を見つけ、次にどのように発展させて修正するのかという考察のプロセスを大切にしています。
 一方、大学院に進学後もトライアスロンを続けており、今年、中国四国予選を通過し、日本学生トライアスロン選手権に出場することになりました。これには研究を通じて得た、問題の発見や修正における考察が役に立っていると思います。また、トライアスロンで培った粘り強くあきらめない精神力や忍耐力が研究でも大事だと感じます。このように、私の生活は文武両道をモットーとしています。研究やトライアスロンを通じて得られた貴重な経験を、将来しっかりと活かせるように充実した学生生活を送りたいと思います。(平成28年8月17日)

Voice #2: 原田 直明(医用情報科学科卒 平成27年3月)

幅広い分野の勉強が楽しめる環境、早期卒業制度で、ひと足先に希望の研究をスタート

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医用情報科学科は情報と医療の融合領域の教育を行っています。私は早期卒業制度を使って学部3年次から卒業研究を開始しました。縁あって、名古屋大学工学部の学生と共同で研究することになり、情報科学部では学べなかった機械の分野に触れるとともに、名古屋での異文化を味わい、見聞を広めることができました。卒業研究において苦労したことがあります。それは研究における実験は、学生実験とは違い、答えがあらかじめ用意されていないということです。実験結果を自分の都合の良いように解釈し、成功した気分になっていたこともありましたが、最終的には自分が得た信号が何を意味しているのかを常に客観的に考えることが必要だと実感しました。研究という実践的な場では、常に何がいけなかったのか検討し、打開策を考え、再度実験を行います。私はこのような卒業研究を通して、課題発見能力、問題解決能力、チャレンジ精神を身につけることができたと考えています。また、自分が挑戦している研究に対して、その成果が世界に認められると、とても自信になります。実際に2015年6月にアラスカで行われる国際会議で研究発表することになり、現在はその発表に向けて英語を一生懸命勉強しています。努力し報われることでそれが新たな活力になります。みなさんも充実した大学生活を送るために、私達と一緒に医用情報科学科で学んでみませんか!?(平成27年5月10日)

Voice #1: 佐々木 理緒(医用情報科学科卒 平成28年3月)

さまざまな特長がある医用情報科学科、日々の思考習慣で主体的に行動する人間に

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私は,高校の生物の科目が好きだったこと,さらに医療に関わる勉強をしたいという思いから医用情報科学科を選択しました。 医用情報科学科は,様々な特長がある学科です。例えば,3年次に行われる医用情報科学実験では,筋電や脈波を計測するための電子回路を製作し,計測したデータを解析するプログラミング技術を学び,実践的に医療の基礎を学ぶことができます。また,医用画像処理や脳機能計測,さらには医用ロボットとさまざまな分野について学べる研究室が集まっていることも魅力の一つです。 私は,4年生でバイオシステム工学研究室に配属になりました。卒業研究を通して,予防医学だけでなく植物創薬への応用にも生かせるLED植物工場に注目し、LEDの波長や照射方法とその環境下で育った植物の機能性物質との関係を探る予定です。 私は,本学科の1期生です。当初は不安もありましたが、まずやってみる,そして,どうしてこうなるのかを自ら考える習慣をつけたことで主体的に行動する力が身に付いたと思います(平成27年5月10日)。